保険での5回目の移植話の前に、前回のブログでサラッと名前だけ出して詳しく触れなかったZyMotについて少しお話しておきます!
特殊な膜構造の機械を使うそうで、遠心分離を行わないため、精子にダメージを与える事なく、良い精子を回収できるそうです。
やはり、遠心分離は精子にダメージを与え、受精障害や発育障害の原因になるのだとか、、
アメリカの大学の研究によると、ZyMotを使用すると遠心分離よりも着床率、臨床妊娠率、継続妊娠率が高い結果が得られているとのこと!
デメリットとしては、運動精子濃度によっては回収できる精子の数が少なくなる事もあるのだとか、、あと、先進医療なので高いです^^;
私は保険診療と併用出来る事は何でもしたいという考えなので、お願いしました。
それでは移植のお話へ!
ホルモン補充周期でいくか、自然周期でいくか、クリニック的には後者推しでした。
ホルモン補充周期だと、移植の予定は立てやすいですが産科的合併症が増えたり、出産時の出血が多かったり、癒着胎盤のリスクが増えたり、、と何だか様々なリスクが、、
私は月経周期も安定してるし、何より薬の管理が大変すぎるので、できたら自然周期が良いと先生には言ったのですが、「月経周期中のホルモンの値がやや不安な点もあるので、お薬は少し使いましょう」との事でした。
だったらホルモン補充周期と変わらないじゃんと思ったのですが、、流れに身を任せる事に(笑)
クリニックの休診日と移植したい日が被ってしまったので、前回の採卵からは2ヶ月経ってからの移植となりました。
生理がきて2日目に通院し、今後の通院スケジュールを先生と相談。
卵胞が育ちつつホルモンの値がまだ低い段階でhcgの注射を打たなければならないので、2回目の通院は11日目にしました!
そしてドキドキの11日目、まずは血液検査をして内診室へ。卵胞17.1ミリ、子宮内膜7ミリ!
良い大きさ、厚みでホルモン値も問題ないので、hcg注射を打って排卵してもらいます^ ^
生理開始から14日目よりジュリナ服薬開始、ウトロゲスタン膣坐薬開始、15日目に排卵したかどうかの確認、16日目に初期胚、18日目に胚盤胞を移植していきます。
結局、薬バンバン使うんじゃん、、思ったんと違うぞ…_(:3 」∠)_
このクリニックでは初めての移植、、痛い事だけは覚悟して臨みました^^;
案の定、なかなかチューブが入らず、「ちくっとしますね」(ちくっとどころではない激痛)、「一旦、やり直しますね」(これまた激痛)
てな感じで、4回ほどやり直し、いよいよタマゴを戻しますって時に位置が定まらず、、オペ室に来ていたタマゴがまた培養器のシャーレに戻されたり、となかなか時間がかかりました^^;
私があまりにも普通な顔をしていたので看護師さんに「痛くはない?よね?」と聞かれて
「いや、めちゃ痛いです!」と答えてオペ室が変な空気に^^;
だって痛がってもすぐ終わる処置じゃないし、、修行僧の如く、無でいるしかないんだもん^^;
どうにか初期胚は移植されましたが移植後だいぶ暫くは下腹部痛が続きました、、
先生もよっぽどやりにくかったのか、「胚盤胞の移植の時は1時間前からトイレ禁止、尿溜めしておいてください。膀胱に押されて子宮前屈が少しマシになるかも」とのことでした。
そしてそして、トイレ我慢しつつ胚盤胞移植へ!
尿溜めの効果あってか、1発でチューブ挿入完了!移植はとてもスムーズでした^ ^
移植後もお腹痛くない^ ^よかった〜!
このクリニックの判定日は移植から11〜14日目です。もし陰性なら早く薬を止めたいので11日目に予約しました。
さてはて、5回目の胚移植はどのような結果になるのやら、、
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